【営農事業等の基本方針】

 第7事業年度の経営面積は、農地中間管理事業で約226㌶(87%)、特定農作業委託契約で約45.3㌶(13%)、合計約271.3㌶集積した農地利用面積となりました。
 営農面では組合員の高齢化、後継者の就農がほとんどなく、法人が直営で栽培する面積が約30%以上となりました。
 作付け作物は計画的に米、麦、大豆、玉ねぎ、野菜等を栽培していきます。

 一昨年からクボタKSASを導入し、オペレーター全員が全ての作業に利活用し先進的農作業を実践しています。
 本年度も組合員の農業所得向上を目指し、みんなで農業と農地を守る「人づくり 地域づくり 組織づくり 産地づくり」の理念により、事業目標が達成できるよう取り組んでまいります。
 

① 作物の団地化・ブロックローテーション

表作の大豆・水稲、裏作の小麦・玉ねぎの団地化、ローテーション栽培を実行していきます。また、作物団地化等は、畔取りから実施しコスト削減になる経営合理化を図ってまいります。

② 水稲栽培

水稲は、主食用米の栽培、販売をJAと協議の上、売れるコメ作り、販売に取り組みます。当法人は、農地を預けられた組合員(コメを作らない方)や非農家へ自家用消費米の供給を行います。皆様の自家消費用コメ栽培数量を確保してまいります。

③ 小麦・大豆栽培

昨年度も小麦、大豆の収穫量が当地区の標準収穫量に達しておりません。今年も県普及センター、JA等の栽培技術指導を受け、適期作付け、栽培管理、適期収穫に取り組みます。また、ほ場の地力増進を行うための耕起・整地(ボトムブラウによる天地返し、スタブルカルチ・コンビソイラーによる硬盤破壊)作業を積極的に取り組みます。

④ 玉ねぎ栽培

玉ねぎ栽培は、青果用玉ねぎの極早生系6㌶、加工用玉ねぎ(一部青果用)系15.7㌶、計16.3㌶を栽培し、安定した品質の玉ねぎを生産し「すぎたまちゃん」のブランド化に取り組みます。規格外玉ねぎの一次加工にも取組経営の安定に努めてまいります。

⑤ 農業用機械類、施設等の取組

農機具、施設等の減価償却資産については270㌶を農業経営しなければなりません。高齢化等で法人直営面積、農作業受託面積が増え、当初計画していた農業機械台数では農作業に無理、支障が出るために昨年度末までに農業機械等の取得をしてまいりました。今年度からの農業機械、施設等については、農業経営改善計画書(熊本市提出の認定農業者申請)に基づいた農業機械等導入を理事会で検討、協議して進めてまいります。

⑥ 食農教育への取り組み

地元の児童(小学生等)、消費者等へ法人が栽培した農産物等(玉ねぎ野菜類)の食農教育を実践してまいります。また、熊本県、熊本市、JA等と連携により地元スーパー、JA直売所等で消費者へ直売を展開してまいります。

⑦ 農産加工品等の試作、販売取り組み

女性部運営委員会を中心に熊本県、熊本市、JA等関係機関の指導を受けて農産加工品の開発、試作、を進め「葉ニンニク味噌」の商品化を行います。